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エアコンガスクリーニング | 事例① ワゴンR 宗像市

 エアコンガスクリーニング施工

H22年式のワゴンRのエアコンガスクリーニングを行いました。現在エアコンの効きが特に悪いわけではありませんが、5年前の夏にエアコンが全く効かなくなり修理になった事がありました。その時はスズキの保証期間延長の対象車両に入っていた為出費はま逃れましたが、「夏にエアコンの効かない車に乗る経験を二度としたくない!! 熱中症になります。」との事で、夏前に予防整備とエアコンのコンプレッサーオイル補充で入庫。

 診断 クールチェック

冷えが悪いのと故障は違うので、エアコンガスクリーニングをスタートする前に、まずは現在のエアコンの状態をチェックする事が大切です。クリーニング後も吹き出し口温度だけを見るのではなく、クーラーガスの高圧・低圧ゲージでのガス圧チェックで良否判断の確認もきちんとやりましょう。

 エアコンの設定

車のドア・窓は全閉、エアコンの風量はMAX、内気循環、温度設定はLow(一番低く)、吹き出し口は上半身に送風状態にセット。エンジン回転数は、1,800回転前後。

低圧ゲージ

高圧ゲージ

 吹き出し口の温度

クーラーガスの高圧・低圧共大きな問題はありません。吹き出し口温度は、9.1度になりました。夏場炎天下の日中は冷えが少し悪く感じる場合もあるかも知れません。ちなみにこの時の外気温度は26.2度でした。

適正ガス量

ガス量セット

 Eco MAX(クーラーガス全自動回収再生充填装置)にセッティング

充填されているクーラーガスは、くるま毎に決まっていまして大体ボンネットを開けると、ガスの種類とガス量が書いてあるステッカーが貼ってあります。けれども別の資料でも確認はしておいた方が良いようです。たまに事故修理等で貼り忘れてあったり、ステッカーは貼ってあるけど、ステッカーが貼ってあるパーツを中古部品に交換されていて、違ったガス量になっていたりする場合も無きにしもあらず。まさかと思われるかも知れませんが、当社では実際にありましたので資料でも確認してます。真空引き時間は20分にセット。「機械メーカーの方は10分で十分です。」との事でしたが、真空引きはクーラーガスライン内を真空にするだけではなく内部の水分除去も兼ねていて、使用されているクーラーガスとオイルの欠点である水分を吸収しやすい性質を考慮すれば、真空引き時間は長い方が良いと考えています。

交換後の低圧ゲージ

交換後の高圧ゲージ

黄色の針が交換前のガス圧で、赤色の針がクリーニング後となります。写真の撮り方がうまくありませんが、低圧・高圧ともにガス圧は下がっています。エアコンの冷えも良くなってます。 数値では1.3度ですが、最低温度になるまでの時間が短くなってました。コンプレッサーへの負担も軽減してると考えられます。

 診断レポート

結果もきちんと提示出来ます。5年間で91グラムのクーラーガスが減ってました。ガスと一緒にコンプレッサーオイルも減りますので、機械に設定しておけばクリーニング中に、自動で注入されます。クーラーガスの不純物除去・クーラーガスライン内の水分除去適正ガス量の充填で、エアコントラブルの予防となり、真夏でも快適な空間となる事でしょう。★エアコンガスクリーニングで重要なのは、適正量のガス量にする事も重要ですが、1番はクーラーガスライン内の水分を少しでも多く除去し、ドライにしてやることがエアコンシステムの寿命を格段に伸ばしてくれます。エアコンシステムに水分は大敵です!! 水分によって使用されているパーツの内部からの腐食や、接続部に使用されているオーリング(ガスケット)の劣化によりガス漏れを起こしたり、オイルの劣化によるガスを圧縮する為のコンプレッサーが潤滑不良を起こし内部のパーツが焼き付いてしまったりします。 エアコンのトラブルを未然に防ぎましょう。

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